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サイト売買に起こりがちな失敗例13選!気を付けるべきポイントまとめ

失敗を回避する

サイト売買でおこる失敗は避けられる

サイト売買は買い手側にとっては「超破格な高利回り」、売り手側にとっては「収益の先取りができる」点で近年トレンドである一方、様々なリスクを伴います。

サイト売買における失敗は多様で、例えば買い手側の場合、買収後の移転がうまく行われなかったり、買収後に収益が急落する事例などが挙げられます。売り手側の場合、サイトを譲渡したが買い手からの入金が無い、収益が急落した場合買戻しを迫られるケースなどがあります

しかし、多くの失敗やリスクは事前に回避できる場合が多く、この記事では実際に起こった失敗例を交え、その原因と対策について説明したいと思います。

サイト購入時の失敗パターン8選

購入失敗パターン①
売上やPV数がサイト購入前に聞いてた数値と異なっていた

交渉時には月間売上15万円でページ閲覧数30万と説明されていたが、サイトを購入し数値を確認すると実際はその1/3程度しかなかった。


対策

このようなケースが発生する原因はいくつか考えられますが、よくあるのは以下のパターンです
・収益数値がそもそも虚偽だった
・提示された収益は年間平均ではなく最高月の数値だった
・数値情報が古く直近の売り上げが下落していた

このような失敗を回避する方法としては、
・交渉時にGoogleアナリティクスや収益情報の画面キャプチャを共有してもらう
・買収意向表明後にアナリティクスの権限付与をして貰う
などが有効です。

購入失敗パターン②
購入後にサイトが手動ペナルティを受けてしまった

購入後数週間は、順調なPV数を維持していたが、グーグルから「不自然な被リンク」による手動ペナルティを受けてしまい検索100位圏外となってしまった。その結果、売上が1/4になった。

 

対策

このようなケースが発生する原因はいくつか考えられますが、よくあるのは以下のパターンです。
・売り手が自演リンクを行っていた
・サイトが中古ドメインだった

このような失敗を回避する方法としては、
・Ahrefs等のリンクチェックツールを活用し自演リンクが行われているか確認する
・交渉の段階でサイトが中古ドメインかどうかを確認する
などが有効です。

購入失敗パターン③
購入後にアフィリエイト案件が終了・停止してしまった

・購入後に広告案件が終了し、売り上げが半減した。
・購入後に広告案件がなんらかの原因で停止してしまった。

 

対策

このようなケースが発生する原因はいくつか考えられますが、よくあるのは以下のパターンです。
・広告主の広告戦略が変わった
・サイトの直近アクセス数が振るわなかった
・売主の規約違反が蓄積されていてペナルティを受けてしまった

このような失敗を回避する方法としては、事前にASPに直接確認してもらうことが有効です。

広告主の都合による低下や終了は回避することが困難な場合がありますのでASPに直接確認することをおすすめします。購入前の運営状況やペナルティなど売主に責任がある場合もありますので、交渉中の確認を怠らないようにしましょう。

購入失敗パターン④
運営費用に人件費が含まれていなかった

放置運営が可能だと思っていたが、購入後に予期せぬ労力や人件費の支出が発生した。

 

対策

このようなケースは、売主が運営に充てていた労力を費用として認識していなかったケースが多いです。

このような失敗を回避する方法としては、個人間の場合は収益や費用に関する確認は徹底することをおすすめします。毎日記事が追加されるサイトECサイトなど、明らかに労力がかかるサイトは人件費が必ず発生します。購入前の見極めが重要です。

仲介の場合は仲介業者が売主の労力を定量化した漏れのない収益・費用データを買主に提供するので安心です。

購入失敗パターン⑤
購入中、自分のミスでサイトの譲渡/移転に失敗してしまった

購入中、譲渡/移転がスムーズに行われずサイトが非公開になり、ページビューも下がってしまい、サイト価値が落ちてしまった。しかし、自分のミスだったので購入せざるを得なかった。

 

対策

このようなケースは、譲渡/移転の知識や経験が乏しい個人間で生じることが多くあります。

譲渡/移転に自信が無い場合は仲介業者やサイト引っ越し業者への依頼をおすすめします。

ご自身で行う場合は、譲渡/移転に関する記事を掲載しているので、ご参照ください。

購入失敗パターン⑥
お金を振り込んだがサイトが譲渡されない

入金後、売主と音信不通になってしまった。

 

対策

このような失敗を回避する方法としては、
・売主の個人情報確認を必ず行う
・仲介業者のエスクローを利用する
などが有効です。

エスクローとは、取引において買い手と売り手の間に第三者が介在し、代金と商品の安全な交換を保証するサービスです。サイト売買の場合、買主がサイト譲渡が確認した後に、第三者である仲介業者に預けられた代金が売主へ送金されます。

購入失敗パターン⑦
アルゴリズム変動によってサイト順位が大きく変わった

購入後のGoogleのアルゴリズム変動によりサイト順位が急激に下落してしまい、売上が減少した。

 

対策

このような失敗の回避は方法としては、
・直近のアルゴリズム変動
・YMYLジャンルに対しては投資回収期間を短く見積もる
などが有効です。

YMYLは、”Your Money or Your Life”の略語で、Googleが定義した「幸福」、「健康」、「財産」等の生活における重要度の高いジャンルに関連するサイト/ページを指します。金融や医療、法律、災害などの内容は今後さらなる質の高さが求められ、従来のクオリティでは上位表示されることが難しくなると言われています。

該当ジャンルのサイトは検索順位の変動が激しく、短期間の回収を可能とするため一般的なサイト売買相場よりも安く購入することをおすすめします。

購入失敗パターン⑧
予想できない案件停止、案件報酬の下落

購入後に、広告案件が停止してしまい売り上げがなくなってしまった。

 

対策

このような失敗の回避は困難ですが、複数の商材を展開可能なサイトを選ぶことが有効です。

1つの商材のみを扱うサイトはが大きいです。複数商材展開可能なサイトがおすすめです。。


サイト売却時の失敗パターン5選

売却失敗パターン①
競業避止を違反してしまった

売却後に作ったサイトが、譲渡契約時の避止義務に違反したとして差し止めされてしまった。


対策

新しいサイトが売却したサイトと類似していたことが原因です。

このような失敗を回避する方法としては、契約時に「類似内容」の定義を明確にすることが有効です。

売却失敗パターン②
サイトを売却後に買い戻しを迫られた

売却後「売り上げが振るわない」と買主から報告があり、買戻しを迫られた。


対策

このような失敗を回避する方法としては、契約時の議論が重要になってきます。

売主が買い戻しをしなければならない「買い戻し特約」は基本的に契約には含まないケースが多いです。
買主との十分に話し合いをし、契約内容を必ず確認しましょう。

売却失敗パターン④
譲渡・移転に失敗してしまった

売却中、譲渡/移転がスムーズに行われずページなどが停止してしまい、サイト価値が落ちてしまった。結果、自分のミスだったので取引がキャンセルになってしまった。


対策

このようなケースは、譲渡/移転の知識や経験が乏しい個人間で生じることが多くあります。

譲渡/移転に自信が無い場合は仲介業者やサイト引っ越し業者への依頼をおすすめします。

ご自身で行う場合は、譲渡/移転に関する記事を掲載しているので、ご参照ください。

売却失敗パターン⑤
サイトを譲渡したが、代金が入金されない

サイト譲渡後、買主と音信不通になってしまった。

 

このような失敗を回避する方法としては、
・買主の個人情報確認を必ず行う
・エスクローを利用する
・仲介業者を利用する
などが有効です。

エスクローとは、取引において売り手と買い手の間に第三者が介在し、商品と代金の安全な交換を保証するサービスです。サイト売買の場合、譲渡契約後にエスクローエージェントが買主から代金を預かり、サイト譲渡が確認され次第、売主へ送金されます。

まとめ

サイト売買は売主・買主の双方にとって魅力的なビジネスです。今回の記事ではよくある失敗について紹介しましたが、ほとんどの失敗は回避することが可能です。特に、経験豊富なサイト売買サービス提供者が運営するマーケットプレイスには、失敗を回避するためのノウハウが詰まっています。

例えばサイト売買マーケットプレイスUREBAでは、
・契約書のテンプレート
・損益計算書のテンプレート
・エスクローサービス
などの、一般的に有料のサービスを全て無料で提供しています。

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