【UREBA】インタビュー「株式会社イード」様の事例をご紹介!

2021年9月24日

■UREBAインタビュー(株式会社イード 河口様)

記念すべき、インタビュー記事、第一弾ということで、
東証マザーズ上場企業でもあり、多数のWEBサービスやメディアの運営を行っている、
株式会社イードさんへの、インタビューを行ってきました!
インタビューのお相手として、メディアマーケティング本部の河口さんに、
サイト売買(M&A)についてお話をお聞きしてきました。
「UREBA」サービスに関しても、複数回、買主側として利用いただいており、
いろいろと貴重なご意見を伺ってきました。
これから「UREBA」を利用する方にとっても、非常にタメになる情報が、
盛り沢山となりますので、最後までお読みいただけると幸いです!

株式会社イードについて会社紹介をお願いします。

河口さん
株式会社イードの河口と申します。よろしくお願いします。
弊社では、主に3つのメイン事業を運営しており、いずれもメディア運営に関わる内容となります。

① メディア&コンテンツ事業(ニュースメディアやSEOメディアなど)
② リサーチソリューション事業
③ メディアコマース事業(EC)

幅広い範囲かつ複数のメディアで、ユーザーの皆様にとって役立つ情報やサービスを提供しております。
特に① メディア&コンテンツ事業の運営に関しては「UREBA」さんをはじめ、
M&A仲介会社やプラットフォームを利用し事業を拡大してきました。

UREBA:
そうなのですね!メディアに関わる事業を多数、運営されて、凄いですね!

サイト売買(M&A)に注力している理由(背景)を教えてください。

河口さん:
株式会社イードは2000年4月の創業時から約20年以上に渡って運営している企業となります。
創業当初から新規事業を実施する際にM&Aサービスを利用しておりました。
2015年3月には東証マザーズに上場をさせていただき、さらにM&Aを活発化させております。
現状、21ジャンル70サイトを事業運営しております。
その事業の約7割程度がM&Aにより事業取得しております。
弊社の特徴として、ゼロイチで事業を作ることもありますが、M&Aで事業取得後、
Webサービスやメディアの運用ノウハウを活用して、大きくしていくところが強みにあります。
ある種、M&Aによって、会社を成長させていただいているとも言えます。

UREBA:
70サイト!すごいですね。またある種、M&Aによって、
上場企業のポジションまで成長し、さらに拡大しているというのは夢がありますね。

「UREBA」で過去にサイト購入をされた経緯を教えてください。

河口さん:
もともと私自身はメディア運営(営業)をやっておりましたが、新しく事業を取得する際にPMI業務(事業引継ぎ)を行うなどして、
色々なサービスに携わるような経験を積ませていただきました。
もっと事業を伸ばすためにはどうすれば良いか考えるようになり
「UREBA」さんをはじめとする仲介プラットフォーム会社とやり取りするようになりました。

また、過去には複数回にわたって、「UREBA」さんを利用して、サイトM&Aを行っております。
直近だと食事宅配のジャンル特化サイトを購入させていただきました。
コロナ過において、需要が伸びるサービスというのを見越して、提案をいただき、
何度かの交渉や売主様との面談を経て、購入を決定させていただきました。

UREBA:
ご自身で担当者として、メディア運営を行っていた経験もM&Aを行うにあたって
現場担当の気持ちもわかりすごく重要ですね!

参考:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000004642.html
デリ食ナビ(http://bronalven.com/
食事宅配ライフ(https://shokuji-takuhai-life.jp/

サイト売買(M&A)を行うにあたって、スケジュール感や工数を教えてください。

河口さん:
案件の規模感によって異なりますが、お話を頂いてから約2~3カ月くらいで売買合意することが多いです。
まずはいろいろとヒアリングをさせていただき、売主さんの状況や条件を確認しつつ
サイトのアクセス数やSEOの状況がいただいた内容とあっているか、変動が起きていないかなど常に調査は行っています。

特に、直近はSEOの変動が激しくなっており、デューデリジェンス(DD)中にアクセス数やサイト収益の変動があると、
良くなっても悪くなってもまとまらない可能性があるので大変です。
単純なSEOだけでなく、季節要因は当然ですが直近はコロナによる影響も分析する必要があります。
緊急事態宣言が出ると数値に影響がありますし、将来どうなるかはなかなか見通しが立たないので
判断が難しいと感じています。

UREBA:
いろいろな側面をチェックする必要があるので、本当に大変ですよね。
また、コロナ禍というイレギュラーな状況もあり、分析が難しそうです。
ただ、こんな状況だからこそ伸びるジャンルやサービスもあるので可能性もありますね!

「UREBA」経由でご購入を決めていただいたポイントなどあれば教えてください。

河口さん:
上記のように、SEO変動やコロナ禍というイレギュラーでサイトが変動する中、
UREBAの担当者さんがやはり良かった点としてこまめに情報提供をしてくれたところです。
サイトの状況だけでなく、売主さんの環境なども可能な範囲で共有いただき、心強かったです。

また、M&A完了後も、UREBAのグループ会社が運営しているASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と連携してくれて、
アフィリエイト広告の特別単価受注など、サイト収益化のサポートをしてくれた点も評価が高いです。
特単が出ると分かっていればそれだけで収益アップが見込めるのでかなり強いです。
afb:
https://www.afi-b.com/

UREBA:
そのように評価いただき恐縮です。まだまだサービス改善も図ってまいります!

ズバリ、サイト売買(M&A)を行うにあたって重要なポイントはどこになりますか?

河口さん:
はい!今後もM&Aに力を入れていきますが・・・
ズバリポイントとしては「無理をしてM&Aをしない」ということです!笑
まず、数字のところで評価額以上に買っても回収ができなくなるので
たとえ欲しい案件だったとしてもギャンブルのような事業取得はしないように気を付けています。

もう1点注意している部分は、コンプライアンスです。
メディア業界だと景表法、薬機法、誇大広告に抵触することが近年問題となっており、
どれだけ収益がよいサイトだとしても、リスクが将来的にある場合は、慎重に検討を行います。

また、プラスのポイントで言うと先ほど食事宅配のジャンルでお伝えしたように、
未来の伸びしろや可能性、既存事業とのシナジー(関連性)があるかは重要なポイントとなります。

これは表現が難しいですが、仲介会社の担当者や売主の方とやり取りしていて違和感がある場合は
どこかで問題が起きるのではないかと感じてしまいます。
M&Aは金額が大きくなるケースが多いので担当者とのコミュニケーションや信頼関係は
非常に大事なポイントだと考えています。

UREBA:
確かに、WEBサービス市場は成長している反面、気を付けるべきところは多数ありますね。
未来の可能性とシナジーという2点は重要なキーワードですね!

最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。

河口さん:
最後までお読みしていただきありがとうございました。
M&Aの件数は年々増えており、買う方も売る方も昔から比べるとハードルは下がってきていると思います。
実際に事業を売らないとしても、もし売ったらいくらの価値になるのか調べるだけでも面白いです。

特にメディアやサービスにファンがついているものや、安定した収益が見込めるものは評価されやすく、
逆に特定のスキルが必要な場合やその人が居ないと運営が難しい場合は評価も厳しくなってきます。

弊社は今後もM&Aで事業を伸ばしていく予定です。
事業シナジーのあるサービスは両社ハッピーになれると思っておりますので、
UREBAさん経由でお問い合わせいただけると嬉しいです。

UREBA:
ありがとうございました!
誰が運営しても、同様に継続できる点、本当重要ですね。
長時間のインタビュー、本当にありがとうございました!

案件一覧はこちらから
最新案件情報や
非公開案件情報をお届け